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【要注意】抜け毛は病気のサインかも!髪が抜ける可能性のある病気はこれだ

これまで抜け毛がなかったのに、急に髪が抜けるようになることがあります。単に抜け毛が増えただけの場合もありますが、中には病気のサインの場合もあるので注意が必要です。では、髪が抜ける可能性があるのはどんな病気なのか、早速見てみましょう。

抜け毛が多いとは?


髪の毛は、毎日100本程度抜けて生え変わります。抜ける髪の本数と、同じ本数の髪が生えるので、一定の髪の毛の量が保たれています。1日に100本以上の髪が抜けると、「抜け毛が多い」と判断されますが、秋には抜け毛が多くなると言われており、200~300本程度抜けても問題ないとされています。

抜けた髪をチェックする


抜け毛は、抜ける本数もさることながら、抜けた毛の状態によっても状況が変わります。自然に抜けた髪の毛根部分が、米粒のような楕円形で、膨らんでいるなら問題ありません。しかし、毛根がなかったり、毛根の形が楕円形ではなくいびつだったりすると、正常な状態とは言えなくなります。

抜け毛の髪質をチェックする


同じ抜け毛でも、正常な髪の毛であれば、太くてハリやコシがありますが、抜け毛が細いとまだ抜ける時期ではない毛まで、抜けていることになります。これはヘアサイクルが乱れている証拠なので、放置しておくとさらに抜け毛が増える可能性があります。


抜け毛の原因となる病気


単なるヘアサイクルの乱れであれば、それほど心配する必要はありません。ヘアサイクルの乱れは、頭皮を不潔にしていたり、生活習慣の乱れによって起こります。しかし、頭皮環境を改善したり、頭皮を清潔にしても抜け毛が減らない場合は、何らかの病気のせいで、毛が抜けている可能性もあります。

甲状腺の疾患


バセドウ病、橋本病などの甲状腺疾患にかかると、抜け毛が多くなります。甲状腺の疾患は女性に多い病気ですが、男性もかかることがあります。甲状腺疾患にかかると、細胞の代謝機能が衰え、倦怠感や筋力低下、動悸、体重減少、精神的なイライラ、脱毛などの症状が現れます。

バセドウ病は、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になるために起こり、橋本病は分泌量が減少するために発症する病気です。どちらも自己免疫疾患を引き起こし、ウィルスなどの外敵から人体を守るための働きが、人体の臓器や細胞を攻撃するようになるために、さまざまな症状を引き起こします。

膠原病


膠原病にかかると、皮膚や内臓、血管に炎症を起こし、発熱、関節炎、全身倦怠感などの症状や、皮膚疾患を引き起こします。膠原病の中でも、全身性エリテマトーデスや、全身性強皮症にかかると、抜け毛が多くなります。膠原病が原因で起こる抜け毛には、部分的な抜け毛と髪全体のボリュームがなくなる症状があります。

膠原病にかかると、多くの内臓に炎症性疾患を起こすので、深刻な症状に陥ることも少なくありませんでした。しかし、最近では治療法が進歩したおかげで、多くの人が適切な治療により症状が改善しています。

梅毒


梅毒は性交渉により、梅毒トレポネーマという病原菌に、感染するために起こる病気です。発症すると発熱や喉の痛みなどが現れるので、風邪と間違われることもあります。発症して2~3か月たつと抜け毛が多くなりますが、梅毒と診断され、適切な治療を受ければ徐々に抜け毛が減っていきます。梅毒は早めに治療を受けると、薬物療法で完治する場合が多いのですが、

病院に行かなかったり放置したままにすると、脳や心臓に影響が及ぶこともあるので、注意しなければなりません。また、症状が消えたまま進行することもあるため、症状がないからといって、治療をやめるのは危険です。梅毒は感染後数カ月たつと、アレルギーや風疹などと似たような症状が現れるため、誤診されることもあるので注意しましょう。

ここで、適切な治療を受けられないまま放置すると、数年後に重大な内臓疾患を引き起こすおそれがあり、最悪の場合死に至ることもあるので油断はできません。現在では、梅毒の治療法が確立されているので、早期に治療を受ければ重篤な状態に陥ることはないようです。


鉄欠乏性貧血


鉄欠乏性貧血は、血液中の鉄分が不足するために起こる病気で、倦怠感や動悸、息切れなどの症状が現れます。女性に多い病気ですが、男性がかかることもあります。過度なダイエットや消化器系の病気、出血を伴う内臓疾患などが原因となって起こる病気です。

特に、胃がんや大腸がんなどで大量に出血すると、性別に関係なく発症します。鉄分は、重要な血液の構成要素なので、鉄分が不足すると、頭皮の毛根に十分な酸素と栄養がいきわたらなくなるため、抜け毛が増えます。

コロナの後遺症


新型コロナウイルス感染症にかかると、発症後2~3か月たってから、抜け毛が多くなる事例が多数報告されています。原因はおそらく、コロナのために免疫力が退化したことにより、頭皮に十分な酸素と栄養がいきわたらなくなったためと、考えられています。

まとめ


抜け毛の原因となる病気はいくつかあります。頭皮のケアが十分でなかったり、生活環境が乱れていると抜け毛が多くなりますが、このような状況ではないのに抜け毛が多くなったら、何かの病気が原因となっているかもしれません。抜け毛の原因となる病気にかかると、重篤な症状に陥るケースもあるので十分注意しましょう。

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