ウィッグをつけると、人前に出るのが少し億劫になる人もいるようです。これは、「ウィッグがバレるのでは？」と、不安になるからでしょう。しかし、社会人になると、人前に出る機会が幾度となくあります。就活もその1つですが、就活に合わせて、男性用ウィッグを選ぶポイントをご紹介しましょう。

清潔感を心掛ける

就活に合わせてウィッグを選ぶなら、爽やかで清潔感のある髪形のウィッグを選びましょう。爽やかさと清潔感は、就活にとって非常に重要なポイントです。見た目に爽やかさと清潔感がないと、就活を成功させることはできません。そのため、スーツ選びと同様に、ウィッグ選びも爽やかさと清潔感を第一に、選ぶようにしましょう。

爽やかで清潔感のある髪形といっても、難しく考える必要はありません。ウィッグを選ぶときは、自分のしたい髪型であることが一番大切です。自分が違和感を感じるような髪形は、人が見ても自然には見えません。自分が好きな髪形の中で、より清潔感を感じる髪形を選べばいいのです。就活中の男性におすすめの、爽やかで清潔感のある髪形は、以下の2点がポイントとなります。

おでこと耳周りを出す

就活でよい印象を与える髪形は、全体的に短めで、おでこと耳周りを出すことが大切です。若い人の間には、前髪を眉まで伸ばして、おでこを隠す髪形が流行っていますが、この髪形は就活向きとは言えません。また、耳周りが毛髪で覆われていると、だらしない印象を与えるので、耳周りを出すようにしましょう。

ナチュラルな黒髪

就活の髪形の基本は、ナチュラルな黒髪です。パーマをかけたり、茶髪などではよい印象を与えないので、髪を染めている人は、就活している間だけでも黒髪に戻しましょう。ちなみに、髪はナチュラルがいいのですが、ワックスなどのスタイリング剤を少量使うと、清潔感が増す効果があります。

自然に見えるウィッグの特徴

ウィッグをつけていることを、公言している人もいますが、ほとんどの人は隠しています。隠している人にとっては、ウィッグをつけていることが、周囲にバレては元も子もありません。そのため、ウィッグを選ぶ最大のポイントは、バレないウィッグ選びにあると言っていいでしょう。

ウィッグメーカーは数多くありますが、どのメーカーも、どうすれば自然に見えるかを考えて、バレないウィッグづくりをしています。では次に、自然に見えるウィッグ選びのポイントを、ご紹介しましょう。

ウィッグの毛がテカらない

高価なウィッグは、人毛で作られている場合が多いのですが、若い世代が購入できるような、リーズナブルなウィッグは、ファイバー（化学繊維）でできています。そのため、ウィッグによっては、ファイバー特有のテカりがあって、自然な髪に見えないこともあります。

これでは、ウィッグだとすぐにバレてしまうので注意しましょう。そこで、ウィッグを選ぶ際は、できるだけ実物を見て、不自然なテカりがないことを確認する必要があります。

もみあげが自然に見える

ウィッグで、不自然になりやすい箇所の1つがもみあげです。もみあげが盛り上がっていると、不自然なのでウィッグであることが、バレやすくなります。そこで、ウィッグを選ぶ際は、もみあげが盛り上がっていないかどうか確かめましょう。

つむじが自然に見える

ウィッグがバレやすい、最大のポイントがつむじです。そのため、つむじが自然に見えるウィッグを、選ぶことが大切です。つむじは、頭の地肌が見えている部分なので、ウィッグの場合は、ファイバーの隙間からつむじの「地肌」が、自然に見えるかどうかがポイントとなります。

人のつむじは、毛髪が詰まりすぎず、スカスカすぎないほどよいバランスを保っています。このように、つむじが本物らしく見えるウィッグを、選ぶことが大切なのです。

頭が不自然に膨らまない

ウィッグをつける際は、ウィッグネットで自毛をまとめて、その上からウィッグをかぶります。この場合に注意しなければならないのは、自毛のボリュームを小さくして、頭が不自然に大きくなっらないようにすることです。また、襟足から自毛が出ていると、ウィッグをつけているのが、バレてしまうので注意が必要です。

蒸れない痛くないウイッグを選ぶ

ウィッグは長時間つけることが多いので、つけていて蒸れたり痛くなるようでは困ります。そこで、蒸れにくいウィッグを選ぶとともに、自分の頭にピッタリ合うサイズのウィッグを、つけることが大切です。サイズが小さいと頭が締め付けられて痛くなり、大きすぎるとズレやすくなるので注意しましょう。

まとめ

就活のためのウィッグは、爽やかで清潔感を第一に選びましょう。爽やかさと清潔感は、就活にとって非常に重要なポイントです。ウィッグの髪形は、自分が好きな髪形にすることが大切です。その上で、より清潔感を感じる髪形にしましょう。

就活の髪形でよい印象を与えるには、おでこと耳周りを出す必要があります。もちろん、就活の髪形の基本は、ナチュラルな黒髪であることは言うまでもありません。ウィッグとバレないためには、毛がテカらず、もみあげやつむじが自然に見えることがポイントです。